孤独に対するリスクヘッジせず、このありさま。
宮沢りえさんをテレビで久々に拝見した。今は舞台を中心に活躍されてるみたいで、どうりで見かけないわけだ。彼女に対しては、年齢が近いせいもあってかゴシップを賑わせていた頃の印象が強すぎて女優さんというイメージがあまりなかったが、今や知る人ぞ知る大活躍みたいで。そうなんだ、舞台みてみたいかも。
お子さんがいるのも初めて知った（そういえばそんなゴシップ記事をみたような気も）。いろいろご苦労があったのでしょうが、今は充実した生活をされてるようで、羨ましいかぎりです。
スターだからとか、金持ちだからとか、子供がいるとか、そういうのが羨ましいわけではなく、「孤独とは無縁」の生活をしていることが羨ましい。週４ペースで集まってくれる友人がいることが、とても羨ましい（その他の日は別の人達と会ってるのなら殊更に）。
私の場合、すべての縁を妻ひとりでまかなっていた。最愛の人で、一番の親友で、人生の先輩でもあり、仕事のパートナーであり、ライバルでもあり、血縁よりも濃い絆であった。あらゆる縁の全部を彼女ひとりに凝縮していた。
その妻がしんじゃった。
私の母親は健在で弟もいる。私のことを気にかけて電話をくれた友人もいる。仕事(気学)でのご縁も９割減だが１割は繋がってくれている。ブログを通じて新しい交流も生まれ始めてる。だから、決して天涯孤独ではない。そのことは分かっている。分かっているけど、でも……
妻と出会って２０年あまり、私は妻以外の人と「妻を抜きに」縁を構築することを怠ってきた。だから、どの縁も濃度が非常に薄い。つまり、決してゼロではないんだが、実質ゼロに近い状態。今の私を受け入れてくれるあてがない。いろいろと溜まりに溜まっている本音の１０％、いや１％も出せない。少しでも本音を出したらまた更に離れていってしまう。もうこれ以上は失いたくない。
当たり前なんだけどね、相手にも自分の生活があるんだから。でも、宮沢りえさんの話を聞いて、彼女には無二の親友と呼べる濃い友人がいて、そしてそこから同等に濃い縁が広がっていってる。自分の本音をかなり曝け出しても関係は崩壊せずに成立している。そういう人たちが実際に世の中に存在する。むしろ、それが普通なのかも。
私自身がもっと裸になって、もっと曝け出して、ところ構わず体当たりしまくればいいのかもしれない。そうしたら、ある時そっと服を着せてくれる人が現れるかもしれない。一緒に裸になってくれる人が現れるかもしれない。ネットというバーチャルの世界でなく、現実の世界で。
でも、裸でいたら警察に捕まるかもしれない、凍死してしまうかもしれない。かもというより、確実にこっちの方だよ。だって、実際にそんな奇特な人が居るなら、私の本音を少しでも受け入れてくれる人がいるなら、今ここでこんなこと書いていないって。
そう、「少し」じゃ足りないんだよね。焼け石に水ってやつ。だからここでグダグダと愚痴をこぼしているんだ。この問題を単純に算数で考えてみると、１０％を曝け出してもＯＫな人なら１０人必要なわけで、１％なら１００人必要なわけで。でも現状は、１％よりも薄く、数も片手で数えられるほどしかいない。だからそう、ゼロに近いという表現になってしまうんだ。
１００％満たさなくてもいい。少し物足りないくらいでもいい。それでもトータル７０％近くは必要となる*1。そうすると、そうだな、１００人は必要か。でもそれは限りなく１％に近い場合で、新規では０.１％未満だろうから、１０００人？
私がイベントを企画したとして、初めましての人を１０００人集めるっちゅうことか。それもアンチでなくファンとして接してくれる人を。ってことはだ、ブログの読者だとどれくらい必要なの？毎日１万ＰＶくらい？えーっと、あと１００倍です。今のペースでいったら良くて１００年かかるでしょう。え？
何ごともそうだが、１００％のうちの３割り以上(約３４％)を満たされていれば、意識が変わる。先に進めるんだな。ってことはだ、１００年待たずとも、３４年後になったらようやくこの状況から脱して次のステップに進めるんだな。人は光明が見えたら希望も見出せて新たなパワーが漲ってくるもの。３４年後か。大阪までリニアが開通してるな。そこまでブログを書き続けて……って、おいおい。そこまでひとりぼっちで生きられたんならもう進化せんでええって。てか、空からカネが降ってこないかぎり、今の状態のままでは生きられないって。どこかで丸裸にならなくちゃ。一般的な人との和なのか、それとも檻の中なのかは分からないけれど、とにかくひとりでは生きられないから。必ずどこかの誰かとそれなりに繋がっているから。安心したまえ俺。
問題は、いつ丸裸になるかだな。
このバーチャル世界の中では、すでに脱ぎ始めているんだけれどもね。
と思ったが、具体的なプロフィールとかなんも書いてないじゃん。ハンドルネームすら作ってないよ。そういう基本的なことから裸になっていかないとだよ俺。たとえるなら、すっぽんぽんになってるつもりで、マスクかぶりながら、ついでにブラとパンティー装着しちゃいましたってとこだよ（注：当方おとこのこです）。このままだとそのうちセーラー服とか着だしちゃうんじゃね？なんか拗らせて本当にそうなってしまいそう。でも……
その方がかえっていいのかもしれない。とことんアブノーマルになった方が歯車は廻り出すのかもしれない。ホリエモン氏やマツコデラックス氏と誕生日が近いので私も似たようなものだから、あのくらい尖がれれば何かしらのスパイラルがはたらいてうまく廻り出すのかもね。
ふと思ったけど、ネットに犯罪予告して実際に凶悪事件を起こす輩は、こうした悩みを拗らせに拗らせた結果なのかな？〇〇連合だか名乗って似た者同士とつるんで極悪非道に生きてるのもそうなのかな？
私はまだその一線を越えていないから幸せなのか苦悶なのか分からんが。
ご安心ください。その線は絶対に超えませんから。自死することも絶対にありません。そんなんするくらいなら、いくらでもこの苦悶に耐え続けます。
ふう。いろいろ書いて疲れた。
いつもに増してブラック度と支離滅裂度が濃いな。
こういうのの１０倍以上濃い話でもＯｋな方がいらっしゃいましたらぜひオフ会しましょう。
*1:これは気学でいうところの七赤金気の象意から導き出された割合。気学の話ができると濃度がぐっと上がるんだけど、でもそれでも一般の人とでは数％程度しか上がらない。なかなか難しい。これが天才すぎるがゆえの悩みってやつか（フルボッコ）。
