裏八祐ブログ

閲覧注意。ブラックです。

差別やいじめは仕方ない。

前回の続き。

私は、差別を許せない、差別をなくしたいと言いたいわけではない。差別は仕方ないと思うし、お互い様とも思う。だからといって、我慢せよ、黙って耐えろとも思わない。お互い様なんだから、こっちだって言いますよ。それの度が過ぎたら今度はこっちが加害者になる。
「やられたらやり返せ。倍返しだ!」
の無限ループが続く。

今回の件、面白かったのは、こちらが終始ニコニコしていたら、相手の方は、罪悪感や後悔の念に苛まれたこと。こちらが「目には目を」をして不機嫌な態度をしていたらそうはならなかっただろう。

で、今度はこちらの攻撃の番。
その場ではニコニコしていながら、日本に帰ってからカスタマーにクレームを入れる。あるいはネットにぶちまけて拡散させる。これぞ日本のおもてなし。じゃなくて倍返し。

この戦法を白人(マッチョ)は卑怯だと言うが、いくらその場でマッチョにクレームを言ってもウインプは勝てないわけで、ウインプにはウインプなりの戦い方がある。そうして長い戦いの末に日本人があみだしたのがこのクレーマー戦法で、今ではモンスター級のソルジャーまで現れた。

「目には目を」は相手に勝つためのものでなく痛み分けで平等に裁くためのものだから、だから倍返ししたい時にはおすすめしない。ただ、倍返したら倍返しされるリスクは覚悟すべし。


どんなにカネがあっても相手に嫌われたら買えない。
なるべく嫌われないよう努力すべきだが、その努力が実らず嫌な思いをすることは必ずある。オプラのようにね。
それにどう戦うかは、人それぞれ、得意な戦法ですればいい。目には目をで痛み分けにするもよし、倍返しして一時的に勝ち気分を味わうもよし、耐え忍んで己の精神強化をはかるもよし。

差別やいじめはなくならない。
なくならないことを前提に、それぞれがそれぞれの得意な方法で戦い続けるしかない。