コメント欄の唐変木
コメント欄での悩みやトラブルをあちこちで見かける。
その原因を一言でいえば「唐変木」ということだろう。客観的にみてるとそれがよく分かる。なんでここでこんなコメントするの?ばかじゃないの!って、他人事ながら憤る。
しかし、いざ自分がコメント欄に書き込みをしてみると、予想以上に難易度が高いことに気がついた。これはシロウトさんが気軽に手を出しちゃいけねえぜ。
先ず、書き込むスペースが狭いことに気をつけなければいけない。それはつまり「俯瞰」しづらいという欠点がある。スペースが狭まることにより、視野が狭くなりがちである。そうすると、相手への気遣いよりも自分の欲の方が上回ってしまう。「ただたんに自分が言いたいだけ」になってしまう。そうすると会話のキャッチボールや円滑なコミュニケーションが成立しなくなる。唐変木のできあがり。
コメント欄には「やり直し」がきかないという点もトラブルの一因だろう。「プレビュー」機能は無いからね。だからよけいに俯瞰しづらい。それに自分のところではないから安易に削除もできないし。顔文字をアップしたらフォントが変わって微妙なニュアンスが崩れたりもする。
一発勝負はリスクが大きい。図らずも唐変木のできあがり。
でも一番の要因は、そもそも本人が唐変木だということ。
「こいつまたやってるよ」ってやつ、いる。
イヤミでコメ返しされてるのにも気付かないで、しかも褒められたと勘違いして更にコメントを重ねたりなんかして。そんな唐変木にも誠実に対応してる人をみると気の毒で仕方ない。我慢ならず横から一言いってやりたい衝動に駆られるが、それこそ唐変木の極みだから、こうして自分のところに持ち帰って書くことしかできない。
今ここで名指しで「お前のことだよ!」って言ってやりたいが、こういうことは陰口で済ませないと火の粉が飛び散って大火事になるのでやらない。オフ会って必要だね。
ただ、こうして他人さまのところのことを勝手に憤ってる私こそが唐変木なのかもしれない。こっちが勝手に気の毒だなあと思ってるだけで、本人はたいして気にとめてないかもしれないし、そのコメントに救われてるかもしれないし。
コメント道は奥が深い。免許皆伝の道は険しい。。。
とりあえず、唐変木が現れましたら (* ̄ω ̄)_旦 ビール飲みましょ